相場分析　1月22日（月）

指数は本日再び強い動きを見せ、前場は先週金曜日の夜の米国株式市場での主要指数の上昇、特に主にテクノロジー株からなるナスダック指数の上昇の影響を受けて大幅に高寄りして、先週の高値を突破しました。
高寄り後、市場内で一定の分化があり、半導体関連銘柄の活況が他のセクターに吸収され、一部の航空、小売およびサービス業の高値銘柄が売られて下落し、これにより指数は一時的に高値を付けた後、小幅に下落しました。
後場は不動産と保険セクターの強い動きにより指数は高値で取引を終えました。
最終的に、指数は前の取引日に比べて583円上昇し、1.6%上昇して36546円で終了しました。

セクターでは、33の業種のうち、31が上昇し、2が下落しており、その中で不動産、保険、およびゴム・プラスチック製品分野が市場をリードしています。
一方で、紙・紙製品、石油・石炭製品分野は下落しています。
分野内での差異は依然として存在しており、市場の主要な焦点が半導体関連のテクノロジー株にある一方で、分野内でのパフォーマンスは、テーマ内部でのローテーションがあることを示しています。
同時に、不動産と保険が本日の指数上昇を支えており、外国資本が再び市場に参入していることを示しています。
また、日銀の金融政策会議の結果が発表される前に、短期的な海外の買い手を支えると予想されています。

個別銘柄では、ソシオネクスト<6526>戻り足が本格化、エクサウィザーズ<4259>上値指向強め４日続伸、セック<3741>大幅高で昨年来高値を更新、北川鉄工所<6317>マド開け急伸、ジェイテックコーポレーション<3446>５日線足場に戻り足鮮明、松屋アールアンドディ<7317>大幅高で新値街道突入。
取引している銘柄7735、8155、6857は再び強気の新高を記録しました。
6677と5248もそれぞれ程度の異なる反発を見せ、全体的に上昇しています。

全体的に、指数はテクノロジーコンセプトの強さと明日の通貨政策がマイナス金利政策を維持するとの期待の両方のサポートを受けて、強気相場を見せました。外国資本の態度も非常に明確ですが、22日と23日の通貨政策会議の結果や日銀総裁の発言内容に注目する必要があります。
指数は新高値を記録しましたが、下げ幅が不十分であり、取引中の動きの分化も見られます。
利益を追求する一方で、リスクを避けるためには高値掴みを避けることが重要です。
市場は34000ポイントから36500ポイント以上に上昇し、2500ポイント上昇しましたが、適切な調整が見られず、ダイバージェンスが拡大していますので、ポジションとリスクの管理に留意する必要があります。